□『嫌い、好き、大好き〜メイドやナースは悩殺するだけとは限らない〜』
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乱「たぁいちょっvV」




冬「なんだ松本。


昼休憩にはまだ早いぞ。」





乱「違いますぅ、

休憩の催促じゃないですよ!!

書類、出来ましたっ!!」







『嫌い,好き,大好き』
番外編〜メイドやナースは悩殺するだけとは限らない〜』








冬「なっ!?


お前仕事してたのか?!

鼻歌歌いながら何かやってっから、てっきりまたサボりに入ってると・・・・」





乱「失礼ですね隊長っ、

ほら、来月号に載せる『瀞霊廷通信』の下書きしてたんですよっvV」




冬「げっ、すっかり忘れてたぜ;;

確か提出は明日だったよな;;」





乱「そんな事だろうと思って、ちゃんと資料集めとか先月からしてたんですよvV」





冬「お前に仕事で助けられるとはな;;



若干不服だが、まぁいぃ。

見せてみろ。」






乱「はーいvV


今回はカナリ頑張ったんですよっ!!

コレで来月号は馬鹿売れ間違いなしvV」








冬「ほぉ、そんなに自信あんのか。



どれどれ・・・・・」








・・・・・・・










・・・・・・・











・・・・・・?







冬「――――なっ、なんだコレわっっ!?!?」





松本から渡された
書類の表紙には・・・・







乱「なんじゃこりゃぁっ・・・・・って、コスプレですよコスプレっ。」





愛しい愛しい
俺の彼女がっっ!!!





冬「コスプレですよっ、じゃねぇ!!!


なに人の女、表紙にしてんだよっ!!

しかも、ネコ耳のメイド服のコスプレ姿で!!!」






乱「今回はコスプレ特集なんですよvV」







冬「だから、そんな事聞いてんじゃねぇんだよ!!(怒)


いつの間にこんな写真撮りやがって!!



ってか、吹き出し「逮捕しちゃうぞ(ハート)」っておかしくねぇ?!」








?「確かに・・・・


コレだったらメイド服じゃなくて警官姿に変更するべきっスよ。」








・・・・・








・・・・・・






・・・・・・?







冬「うぉぉい?!

また檜佐木かよっ?!」






修「なんか文句あるんすか?」





冬「エライ偉そうだなぁオイ(怒)」






修「乱菊さん、ソレもう出来てるんすよねぇ?

出してないのもう十番隊だけなんで貰ってっていいっすか?」





冬「また無視かよっ!!


ってか駄目に決まってる「いぃわよーvV

ソレで完成だから。」







冬「おいっだから勝手に「マジっすか!!

じゃー持っていかせてもらいまーす。」






すると檜佐木は
ひょいっと俺の手から書類を奪った






冬「俺を無視するな!!


そんなもの出版されてたまるか!!

断固阻止だ!!!」






乱「もーなんなんですかぁ隊長。

このコスプレ特集を出そうが出さまいが隊長には関係ないじゃないですかぁ。」




冬「関係おおありだっ!!


とにかくよこせっ!!!」




俺は檜佐木から書類を奪い返そうとした






修「おっと。」




すると檜佐木は書類を持っている手をヒョイッと上げた




冬「(怒)てめぇ、喧嘩売ってんのか?」




修「え、隊長マジで届かないんすか?」





乱「隊長だっさぁいvV」




一生懸命手を伸ばし
書類を取ろうとする俺を
ケタケタと笑う二人






冬「おーまーえーらぁ(怒)」




修「ソレにしてもこのメイド服、悩殺もんっすよねvV」




檜佐木はニヤニヤ鼻の下を伸ばしながら
表紙を見て
さらに次のページを見ようとしていた






冬「わぁっー!!!!


見るなぁっ!!!


俺だってまだ見てねーのに!!!」




俺は檜佐木にむかってダイブし
取っ組み合いになった




修「ちょっ、やめて下さいよっ!!!


あっ…そんな所…
触らないで下さい…///」




冬「変な声をだすなぁっ!!!(怒)」



修「あぁ〜〜///」




冬「だから変な声を出すなぁっ!!!


いいからよこせっ!!!(激怒)」





修「何いってんすか、俺が一番に見てあげますよ(ニヤリッ)」




そう言って檜佐木は
次のページをめくった




冬「やめろぉっっ!!!(泣)」





が、めくった瞬間、檜佐木は固まった





冬「やめろぉっっ・・・・・・


っっい?」





俺は様子がおかしい事に気が付き
書類を持ったまま固まっている
檜佐木の体をゆすった





冬「なんだよっ!!!

見せろよっ!!!

そんな固まる程の悩殺ものなのかよっ?!」




俺は棚によじ登り檜佐木と同じ目線から
書類を見た







・・・・・・のが間違いだった・・・・







*****





「乱菊さ〜ん、シロちゃん知りません??

なんか姿が見えないんですけど・・・」





乱「あぁ、隊長なら隊主室よvV


なんか修兵と書類の取り合いしてたわよ〜。」



「書類?」



乱「書類ってゆうか、瀞霊廷通信の下書きなんだけど「あぁ、アタシが
表紙だけオッケーしたあの・・・・
コスプレ特集ですか?」




乱「そうそうvV」



「取り合いなんて・・・


そんなに見たかったんですかねぇ?






市丸隊長のコスプレ集。
・・・・ 」



乱「さぁ〜ねvV


でも今頃・・・・・」







松本の思惑どおり―――







冬「おぇ〜〜〜(嘔吐)」


修「この前よりレベルアップしてやがる・・・」






市丸隊長のコスプレ姿に
悩殺(秒殺)され
仰向けになり床に倒れこんで苦しむ
日番谷と檜佐木の姿があった




乱「だぁから隊長には関係ないって言ったのに。


うふっvV」









オワリ







拍手有難うございますvV
読んで下さり有難うございました.・+*







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